漢方治療について
漢方治療が適した疾患
①西洋医学の検査をしても異常がない病気の治療(気のせいなどとは言わずに症状の改善を図ることが出来る)
②西洋医学でも難治の病気の補完
(癌、膠原病など)
③西洋医学でも治療可能だが副作用がより少なく安上がりに治療可能
(風邪、坐骨神経痛、脊椎管狭窄症など)
④いわゆる生活習慣病(成人病)や 老化に伴う疾患など
その人の体質素因をみきわめて養生法をまもりつつ治療できる。
⑤しかしあらゆる病気が漢方ですべて治せるわけではありません。
西洋医学の方が優れている疾患としては感染症 外傷 手術対象疾患(摘出可能な癌など)があります。
当院で最近治療中の疾患
当院も開院後7年が経過し、この間難病にも取り組んできました。まだ実績はそう多くはないが幾つかの疾患には手ごたえがでてきました。
①正常圧緑内障現在1名だけが治療中です。但し、保健薬のみでは無理です。
②癲癇(てんかんなど)
西洋薬に漢方薬を併用することにより改善を図る。
④血液疾患(白血病、悪性リンパ腫など)
西洋薬と併用して副作用防止をはかるだけでなく 悪性リンパ腫では漢方独自で改善も期待できる。
⑤関節リウマチ
西洋薬と併用して改善を図る。